竜巻発生のメカニズムと知っておきたい竜巻から身を守る方法

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竜巻というと、アメリカなど海外で発生するイメージですが、最近は日本でも発生のニュースを耳にします。
つい先日、2013年9月2日に埼玉越谷市で発生した竜巻では、大きな被害が報道されていましたよね。

鉄筋コンクリートや鉄骨の建物も軽く吹き飛ばしてしまう竜巻は、時には時速100km以上のスピードで移動することもあるようです。

それでは、竜巻はどのような条件で発生するのでしょうか。
竜巻発生のメカニズムについて調べてみました。

竜巻発生のメカニズム


竜巻は、積乱雲に伴って発生します。
上空の冷たい寒気と、地上の暖気により積乱雲の中心部分に強い上昇気流が生まれます。
この上昇気流に、台風などの横風が加わる事で渦ができ、竜巻となるのです。
一般的には、上空の冷たい寒気と地上の暖気の温度差が40℃以上になると発生しやすいと言われています。

日本で竜巻が発生しやすい季節は?


過去の統計によると、日本では台風が発生する9月〜11月に竜巻が多く発生しています。

竜巻の予兆は?


竜巻に遭遇した人によると、竜巻発生前に以下のような予兆があったようです。

・ゴーという轟音がした
・空が急に暗くなった
・真っ黒い雲がろうと状に垂れ下がっているのが見えた
・ゴミや塵などが舞っているのが見えた

このような場合には、竜巻が迫って来ている可能性があるので注意する必要がありそうです。

竜巻が発生した際に身を守る方法


竜巻が発生した際には、1階の窓のない部屋に逃げましょう。
窓の近くはガラスが飛び散るので非常に危険です。
余裕があれば、カーテンは閉めた方が良いでしょう。
窓のないトイレや浴室など、あるいは押し入れ、クローゼットなどが安全です。

また、屋外にいる場合は、ビルなど頑丈な建物に逃げ込みましょう。
できれば、地下が安全ですが、出来る限り窓から遠ざかるようにします。
避難できる建物がない場合は、なるべく頭を低く地面に座り込むような姿勢で竜巻が去るのを待ちます。
また、溝や側溝がある場合は、そこに身を潜めるようにします。
物置や車庫、プレハブの中は危険です。また、電柱や樹木も倒壊する恐れがあるので近付かないようにしましょう。

突如襲って来る竜巻。正しい知識を持って安全な場所に避難することで、自分の身は自分で守る必要があります。

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