西部劇の転がる草!回転草とは!?アメリカで大量発生の原因は?日本でも発生する?
回転草とは?
西部劇の決闘シーンのバックで、
風に吹かれてコロコロと転がる枯れ草。
あれが回転草と呼ばれるものです。
この回転草の正体は、オカヒジキ属というヒユ科の植物群で、
英語でTumble Weed(タンブル・ウィード)と言います。
乾燥地に生息し、枯れると根から離れ、風に吹かれて種を飛ばしながら
地面をコロコロ転がります。
転がる草なので、「回転草」と呼ばれています。
この回転草が今、アメリカで大量発生しているそうです。
風に飛ばされて転がってきた回転草が、道路を覆い尽くし
住宅の周りに積み重なり、家の外に出れなくなるという事態にも!
付近の住民の生活に支障が出ているということなので、
ただ事ではありません。
回転草が大量発生した原因は?
さて、この回転草が大量発生した原因は何でしょうか。
今回の大量発生の原因については、明確な情報がまだありませんが、
一つ考えられることとして、その繁殖力の強さが考えられます。
元々、転がることで種を飛ばし、繁殖している訳ですから、
転がれば転がるほど、種をまき散らしているので、
大量発生が起きてもおかしくありません。
回転草は日本にも発生する?
この回転草、枯れ草ということもあって非常に燃えやすく、
大きな火災の原因になることも。
大量発生により家を覆った状態で火災にでもなったら、大惨事です。
そんな厄介な回転草ですが、日本には自生していないそうです。
しかし、アメリカにはロシアの農業者が輸入した種子の中に偶然回転草の種子が
混じっていたことにより広がったそうなので、
日本にも広がらないとは断言できません!
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タグ:回転草大量発生の原因