節分の由来は?食べ物は?豆まきの作法は?楽しみ方2014

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節分の由来は?食べ物は?豆まきの作法は?楽しみ方2014

日本の行事として定着している節分。

節分と言えば豆まきですよね。

この時期になると、鬼のお面と豆をスーパーなどでよく見かけます。

当たり前のように毎年行っている豆まきですが、

その由来や本来の意味を知った上で、

ご家庭での楽しみ方を見ていきたいと思います。

節分の由来は?

節分は、本来は立春、立夏、立秋、立冬の4つの季節の始まりを

意味しますが、現在では、立春の前日を指します。

立春は、太陽の視黄経が315度の時で、2月4日頃に当たるので、

その前日、2月3日が節分です。

季節の変わり目には邪気があらわれるとされていたことから、

邪気を追い払うために厄払いの宮中行事が行われるようになりました。

なぜ豆をまくのか?

「鬼は外、福は内」でおなじみの豆まきですが、

節分の豆まきは、元々中国から伝わった風習であると言われています。

豆は「魔滅(まめ)」と表現し、無病息災の意味が込められています。

その昔、大豆を鬼の目に投げつけて鬼退治をしたという話から、

節分の豆まきは、鬼に豆を投げつけることで邪気を追い払い、

一年間の無病息災を願うという意味が込められているのです。

正しい豆まきのお作法は?

それでは豆まきの由来や意味がわかったところで、

正しい豆まきのお作法について見ていきましょう。

まず、豆まきには、煎った大豆を使用します。

生の豆は、拾い忘れた場合芽が出てきてしまうため、

縁起が悪いとされていますのでご注意を。

また、落花生を撒く地域もありますが、

これは落花生は大豆よりも大きいため拾いやすく、

また地面に落ちても殻に覆われているため実が汚れないためのようです。

本来は大豆を用いるので、より本格的に行うのなら大豆が望ましいでしょう。

用意した炒り豆は、節分の日まで枡などに入れて

神棚に供えておくとなおGoodです。

さて、節分当日ですが、豆まきは夜に行います。

家族全員がそろったらはじめましょう。

一般的には、一家の主(家長)が撒くものとされていますが、

お子様がいらっしゃるご家庭などでは、家族全員で撒くと良いでしょう。

豆まきのかけ声は、おなじみ「鬼は外!福は内!」ですね。

窓を開けて外に向かって「鬼は外!」

窓を閉めて家の中に向かって「福は内!」といいながら豆まきをします。

奥の部屋から順に鬼を追い出すように撒くと良いでしょう。


豆まきが終わったら、これから1年の厄よけを願い、

自分の歳の数より1つ多く豆を食べます。

節分に食べるものは?

豆以外に節分に食べるものと言えば、

恵方巻き、イワシ、蕎麦、福茶(飲み物ですが)などが一般的です。

特に最近では、

節分と言えば豆まきよりも恵方巻きでしょっ!

というご家庭も多いとか。

イワシは、柊鰯としてイワシの頭を柊の枝に指して、

戸口に挿す風習があります。

最近ではあまり見かけない気がしますが、

これは魔除けの意味が込められています。

また、イワシを焼く臭いで鬼が家に寄り付かなくなるとも

言われています。

どれも厄よけや無病息災を願うものなので、

ぜひ今年の節分には取り入れてみてはいかがでしょうか。

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