RSウイルスの潜伏期間や症状は?大人もかかる?

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RSウイルスの潜伏期間や症状は?大人もかかる?




「インフルエンザ」に比べて認知度の低い感染症ですが、実は赤ちゃんや乳児にとってインフルエンザよりも恐ろし感染症だと言われています。


RSウイルスとは?


RSウイルスは、呼吸器系の感染症で、生後1歳までに50%以上が感染し、2歳までにほぼ100%が一度以上の感染経験があるそうです。

軽い風邪のような症状で終わってしまう場合もあるので、RSウイルスに感染したことを気付かないこともあります。

何度も感染を繰り返すので、毎年注意が必要です。


RSウイルスの発症時期と感染経路


RSウイルスは9月〜2月頃が流行のピークです。

そして、感染経路は、主に飛沫感染です。

感染期間が1週間〜3週間と長いので、感染が非常に広がりやすいと言われています。

RSウイルスに感染している人のくしゃみや咳、会話によって飛び散る唾液などによって感染しますので、感染している人との濃厚接触は極力避けた方が良いです。

また、ウイルスが付着しているドアノブや手すり、おもちゃなど間接的な接触によっても感染する可能性があるので、手洗いうがいなど徹底しましょう。

なお、空気感染の報告は今の所ないようです。


RSウイルスの潜伏期間と症状



RSウイルスの潜伏期間は、2日〜8日程度で、多くの場合4日〜8日の潜伏期間によって発症するようです。

初期症状は発熱、咳や鼻水などで、多くの場合は軽症で済みます。

しかしながら、初めて感染した場合は、重症になりやすいと言われています。

特に生後数ヶ月の乳児がRSウイルスに感染した場合、肺炎など重い症状を引き起こす可能性があります。

そのため、生後数ヶ月のお子さんがいらっしゃる場合は、RSウイルスに感染しないよう特に注意して下さい。

兄弟がいる場合は、上のお子さんが咳や鼻水などの症状がある場合、極力赤ちゃんとの接触を控えるなどの対策が必要です。


RSウイルスに大人もかかる?



もちろん、大人も感染します。

ただ、大人の場合既に一度以上感染している可能性が高いので、たいていの場合は風邪のような症状で終わってしまうことが多いようです。

そのため、風邪と勘違いしてRSウイルスに感染していたことに気付かないケースも。

赤ちゃんや小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、流行シーズンにおける風邪のような症状には少し注意した方が良さそうです。


RSウイルスの治療方法とワクチン



残念ながら、RSウイルスには特効薬はないそうです。

治療は、主に対症療法でそれぞれの症状を軽減させます。

また、ワクチンも現在のところありませんので、以下のポイントに気をつけて予防しましょう。

・手洗いうがいを徹底する
・人が多く集まる場所に行かない
・感染している人に近付かない

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