お中元・歳暮の時期はいつからいつまで?のしに名入れは必要?挨拶状・お礼状は?
季節も冬のはじまりを感じられる頃、デパートや百貨店ではお歳暮商戦に突入します。
お中元やお歳暮は、日頃お世話になっている人や、上司、取引先などに贈るお礼を表す品で、日本特有の風習なんです。
それではお中元・お歳暮のマナーについて見て行きましょう。
お中元・お歳暮の時期はいつからいつまで?
お中元・お歳暮を先方に贈る時期は、地域によって若干違うようです。
お中元
お中元の時期は、7月の頭から15日頃までに贈るのが一般的とされています。
しかし、最近では早まる傾向にあり、6月頃から贈り始める人が多いようです。
また地方ではお盆頃に贈ることが多いようです。
お歳暮
正式な時期は、お正月の準備を始める12月13日から12月20日の間に贈るものとされています。
しかし最近では、贈る時期は早まる傾向にあり、関東では11月末頃に贈る人もいます。
目安としては、関東の場合は12月初旬から12月末まで、関西の場合は12月13日から12月末までとされています。
なお、万が一年内に間に合わなかった場合は、関東では1月7日までに、関西では1月15日までに「御年賀」として贈るのがマナーです。
お中元・お歳暮は誰に贈ればいいの?
お世話になった人と言っても、実際誰に贈れば良いのか迷いますよね。
でも、それほど堅苦しく考える必要はありません。
自分がお世話になったお礼をしたいと思う人に贈れば良いのです。
一番多いのが、実家の両親です。
会社の上司に贈る方も多いですが、会社の決まりや風習などもありますので、周囲に確認してからの方が無難です。
お中元・お歳暮ののしに名入れは必要?
デパートなどで、「のしにお名前は入れますか?」と聞かれて一瞬「どっちだろ?」って迷うことありませんか?
どちらが正しいというのはありませんが、両親など親しい間柄に贈る場合や、あまりおおげさにしたくない場合には名入れをしないのが一般的です。
また、宅急便で配送する場合も、贈り主の名前が伝票に書かれてますので、名入れ不要です。
最近では、名入れをしないケースの方が多いようです。
お中元やお歳暮に挨拶状は添える?
最近では、デパートなどで配送を依頼してしまい、直接手渡すケースは減って来ています。
ただ贈り物だけが届くよりも、簡単なメッセージが添えてあれば、受け取った側に贈り主の気持ちを伝えることができます。
あまり堅苦しく考えず、さりげなく感謝の気持ちを添えて贈ってみてはいかがでしょうか。
お中元やお歳暮を頂いたらお礼状を送るのがマナー?
逆にお中元やお歳暮を頂いた場合はどうでしょうか。
手段は問いませんが、感謝の気持ちを伝えることは必要です。
直接手渡しでない場合、贈った側も、相手が何も言って来なければちゃんと届いたのか心配になりますよね。
もちろん電話やメールで伝えても問題ありませんが、お礼状を出した方がより丁寧です。
きちんとマナーを守って、相手に失礼のないようにしたいですよね。
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